過渡期と Marché de NOËL

4 décembre 2017

某月某日

昨日出勤してしまったこともあり、
今日は読書とランに充てようと思ったら、お腹が気持ち悪くて動けなくない。

それでも閉じこもりっぱなしは余計メンタル的によくないので、
夕方から現地でできた友人と外に出る。

彼女はあのキングスマン帰りに、まったく偶然出会った研究者だ。
傍から見たらおそらく「留学生とその指導教官」だろうが、私たちは完全に友人だ。少なくとも彼女は、そう接してくれている。

自分の会話の下手さを気にしてくれないのが一番よい。

疲れた顔ばかりを見せてしまったが、
やっと足を運んだノエルのマルシェは、笑うほどの混雑でテーマパークのようだった。

奢ってもらったvin chaud が身と心に染みた。やっぱり指導教官かもしれない。

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やりたいことは、本当はいっぱいある。
やってやろうって、思っておくか。
だんだん、大事なものが目に見えてきたところだし。

必死の communauté sociale

2 décembre 2017

月→木と特に、あっという間だった。

月曜は友達のコンサートを聴いた翌日だったため、ノルマンディーから乗り合い車で直接出勤しました。

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教会のパイプオルガン演奏席に座らせてもらった。

 

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街ではノエルのマルシェが始まったところ。

 

今日、土曜日は華の休日出勤もしたけど必死の communauté sociale 1f643
(事務室で映画『ウィプラッシュ』の曲流しながらやった。)

最近、日本からの留学生コミュニティに入れてもらうことが多くなってきて、
精神的にとても助かっている。

自分は在学中、英語の方がどうしたって耳慣れていることをやたら気にして、仏語はできないーと考え続けていたけど、
今の世代は英語が堪能なのはデフォルトで、
それでも「まだまだです」なんて言ってて、その上でフランスを選んで来ているので、
考え方のスケールがまるで違うと思った。

みんな気持ちが優しくて、自分の不勉強が身に染みますわ。優しさって知恵だと思う。
私も、もっと勉強したい。

私は立場のよくわかんない人だけど、職名で呼ぶことはどちらかというと避けてもらっている。
便宜上そう呼ばれ続けることで勘違いしたり、自分を失ったりすることへの恐れもあるので。

「自分がした苦労」と全く同じものは、下の世代の人に体験してほしくないな。
その時その人ごとに、向き合うものというのがあるだろう。

どうしていいかわからないことは依然としてあるのだけど、
外の人と接触することに « 命懸け »なので、
その甲斐あってやり方を変えることもでてきた。
自分のメンタル面がよくなれば、風向きも変わってくるだろう。

なお、まだ引っ越し先探し中。
いろいろ整っていないテンポラリーとはいえ、家なき子はちょっと…あり得るかな…?

Break danseの夕べ

29 novembre 2017

レディガガ ダンスの件

回りまわって、ブレイクダンスの講習が始まった。

この年齢に至って、推定高校生に混じってブレイクダンスだ。人生っていかしてるぜ。

 

assosiationの講習なので、ラジオ体操に近いものがあって、
音楽に合わせているうちに、けっこうな反復運動をこなしているという

ストレス解消と一緒に、一定の運動量をできる。

 

と思っていたら、とんでも系の動きも教わって、腰が180度戻らなくなるかと思った。

 

インストラクターの動きを見るだけでも価値がある。

ダンスもなんらかの文化や思想に基づいて生まれるわけで、

つくづく、こういうのを10代のうちから始めていたら、全然ちがった人生があっただろうと思う。

子供がいたら、塾に行かせるよりダンスを習わせたい、それが人生を救ってくれる気がする…!

その環境にいることは、日本では(に限らないが)難しかったと思うけど。

動いてなお、頭でっかちなことを考えているのだった。

 

年齢をトピックにすること自体、ちょっと野暮な気がして悔しくて、

でも実際のところ、これが影響することって少なからずある。

自分にはこの年齢、この経緯で出会ったものなんだと思う。

 

(推定高校生の中での浮き方については、アジア人枠の曖昧さで充分ごまかしています。

といっても、中高年の人がいたところで特に… 実際チラホラ見かけることがあります。自分が連れて行ったこともあります。
年齢やソーシャル階級に関係なく、距離を置かずにおしゃべりする方がマナーっつうかね。

そういうところがいいよね。 )

 

stressé下にある皆さんに、とにかく小一時間、日常とまったく違う

無意味な動きをすることをおすすめしたい!

それも、できるだけ知らない言語でインストラクションを受けた方がよさそうです。

言語や仕事に関連することを学べもするんだけど、

単にストレス解消・頭の運動のためには、まったくわからない言語がいいかも。

10000 GESTES

25 novembre 2017

通りの先の劇場に滑り込んできた。

「10000のジェスチャー」とでも訳す舞台は、たしかに同じ動作はなかったかな?というくらい、

喜怒哀楽のかぎりを俳優が動作と声で表す。
1時間ちょっとの、人間に満ち満ちた時間と空間。

10000 GESTES,  Créé pas  Boris Charmatz

はじめ女優一人が舞台にいるときは、あー成人するまでにこのくらいの動作すべてをしてきたのかなーと考えたり、
また俳優たちがわっと出てきてからは、恐れている動作はあるかもしれないけど、「恐縮」という動作は存在しないのかなと思ってみたりした。

 

客席に俳優たちが降りてくるときもあったけど、最後列で、疲れでぼんやりしていたので、遠い他人事のような感じ。
仕込みなのかマジなのかわからないけど、紙が舞い散ったり、
子供が舞台の方に上げられて神輿のように担がれたりしていた。
隣の女性は慌てて自分のコートを羽織っていた(結局こちらまでは来なかった)。

最後にフランスの演劇を観たのは、5年くらい前だろうか?
日常で忘れていること、人が作った芸術作品にふれたときの方が、
あー外国にいるんだなぁと思う。

今住んでいるところ、夜間うるさいことがあるのを除けば
こうしてたまに劇場に滑り込むことが叶うので、それがなくなってしまうと本当に惜しい。というかやばい気がする。
徒歩1分の映画館に行くまでに2ヶ月、通りの先の劇場まで3ヵ月だもんな。

いつもきついって言ってるけど、今週はまたとりわけでした。
しんどくてたまらない時は、何かを覚える時なんだと思うことにしてます。最近はダンスづいてる。

家さがし recherche colocation

18 novembre 2017

引越し先を探しに、共同借家の部屋を見てきた。

電話では感じのいい大家さん夫婦と思ったけど、実際に会ったらいくつかおかしいことを感じた。

まず、直近で空くという中国の学生の部屋を、本人がいる中見せてみらったが、

一目みて大家さんと住人の仲がよくない。

部屋はきれいで感じよく使われているが、中国人学生がにこりともしない。

彼女はフランス語はあまりわからないらしいのだが、 出際にふと

「日本人の方ですか」

と、流暢な日本語で言われた。

「下も、見ましたか。」「よく見てください」と言うので、

とっさに区切った発音で「問題、ありますか」と尋ねた。

 

大家さんは仏語・英語・ドイツ語がわかるのだが、さすがに日本語はわからない。

彼女、日本語がとてもうまいです!すごいです!と言いつつ、会話を続けようとすると、

「なに話してるの?(中国人学生)、あなたすぐ英語に訳してくれなきゃ~」と、しきりに妨げてくる。

他の部屋のドイツ人の学生とも、大家さんは仲良くなさそうだった。

17才になるという、ゴールデンレトリバーの老犬が、何かが積み重なった暗い洗濯場に目を開けたまま寝ていた。

 

中国の学生は、飲み物をもって台所へ来るそぶりをしながら、私と大家の後を追って何か伝えようとしてくれていた。 大家に追い払われかけては、「彼女と日本語で話したいの」と言っていた。

予算オーバーだし、この分では入居しないことをすでに決めていたのだが、 他の人の契約書などを見せられてしばらく引き留められた。 だいたい人の契約書なんか見たくないものだ。

 

「真面目な人に入ってほしい。私はあなたに信頼を置けると思っている」と何度も言われたが、

「まじめ « そう »」「なんとかしてくれ « そう »」に自分を売るのは、

今ビザに魂を売っていること限りで止めにしたい。

 

約束があるから、といって出てきた建物の下、

窓を見上げてあの中国の学生が現れないかしばらく見ていたが、もう会うことはなかった。

The zombie you turn into

16 novembre 2017

某月某日

休暇明け2週目にして、ダンス効果もむなしく、またもやストレスがハイになってきた。

しかも今回は進化版。

まあ何も変わらないよか、ストレスだって進化するよな…

 

死に体のときでも、不思議と優しい現地人は話しかけてくれるもので、

古語のフランス語表現を慎ましく教えに来てくれたり、

別の人たちに対応している私のところへ、なぜかシャボン玉を見せにきたり。

 

室内でシャボン玉を吹いてはいけません、という権利も責任もエネルギーもない気がして、

それどうしたの。買ったの? と尋ねたら、友達がくれたんです、と。

 

フランスにはこれ、たくさんあるんですよ!日本には?

ありますよ (まず子供だけが使う…とわざわざ言うのはやめた。フランスでだって基本そうなんだろうし)。

日本語ではなんていうんですか?

「シャボン玉」。聞こえます?シャボンはつまりsavon、ダマはボールのこと。

ああ、ボールね。了解。Bonne soirée.

 

会わないはずの人と、世界のどこかで会えたこと、

飛び上がるほど嬉しいことも、

社会性がある限り、 人間て嫌なことばっかり反芻して囚われるのね…というのはよく言われることですが。

 

たいがい、悩むのはすぐ終わる問題じゃないしね。でも完全解決を目指したら、キリがないね。

USポップに出くわしたのをきっかけに、 好きだった英語のポップスを思い返している。

 

Kylie Minogue 好きです。

この曲、「あなた退屈だからもう出ていってよ」と延々いってるだけの歌詞なのに、ちゃんといい曲なのですごい。

Get outta my way

「ゾンビみたいになっちゃって、(以前の)あなたと同一人物とは思えない」だって。

Lady Gagaとのエア邂逅

15 novembre 2017

某月某日

私が参加しているassosiationのダンスクラスで
「90年代の、夢を追う女の子が出てくる映画音楽っぽい」と評した楽曲、
Lady GagaのApplauseであることがわかりました。

もう好きな感じの洋楽ポップスも追ってなかったし、
最近のフランスのヤングは北野武もとくに知らないし、ついていけないぜ。
というかヤングに混じってLady Gagaを踊る〇才テンポラリー堅気職、ほとんどフェチズムの世界だな…

今日はあともう1時間くらい踊っていたかったです。

D’après une histoire vraie

12 novembre 2017

ロマン・ポランスキー監督の « D’après une histoire vraie »を観た。

予告:Bande Annonce

映像がひたすら美しいけど、主人公が追い詰められていく様がやたら不自然だな~

と思っていたら、案の定、オチを理解していなかった。

一緒に観た人がいなかったら気づかなかった。

 

エヴァ・グリーンがフランス語話者であることを知らなかった。

自分にとっては、永遠の・かつ元祖「ボンドガール」だ。

 

支配される側が、支配する側にどんどん自分からついていってしまうという人間心理は

興味がある、というか、いつも気を付けなくてはならないことの一つだと思っているので、

その展開の描かれ方ばかりに注目していた。

自分はフィクションの捉え方が、画一的だったのかも。

 

芋づる式に、自分も世界が拓けていっている。

自分がアッパーの態勢になれる面積を、世界からすくい上げて広くしていく。

世界を踊れ danse le monde

8 novembre 2017

詳細を省くと、人生で初めて・しかも突然
ストリートジャズなるものを小一時間踊ってきました。

2ヶ月ほど前、ヨガのお試しクラスに参加したという話をご記憶でしょうか…
あのassociationに、その後もちろんさっぱり参加できていなかったのですが、
案内のビラと申込書だけは、離さず持っていました。
ここ数日とくにそのことが気になっていたのですが、
今日すきを見て、これからの参加だとどうなるのか、話だけでも聞きたくって、
帰宅後、ランニングウェアに着替えて、開催されているクラスに走ったのです(以上、詳細)。

ことの次第を説明すると、受付(といっても簡素な、おそらくボランティアの)の若い人が
それじゃあ新たな受付用紙で、また一週間のお試しをやってみますか?と、受け入れてくれました!

そういうわけで、若人と一緒にストリートジャズです。楽しかったー!
曲はほとんどヒップホップみたいな。90年代の、夢を追う女の子が出てくる映画に使われている音楽みたいな…(あくまでイメージ)(しかもかなり勝手な)

旅の恥はかき捨てという感じと、それだけでなく風土的に、
日本でしづらいことがしやすいのはいいね!
assosiationがどういうものかもよくわかってなかったけど、

大学も企業も関係なく、地域の興味ある人がお金出し合って、先生を雇って、

みんなで運営するというのはとてもいいシステムだと思う。

日本だと、子供かママさん(といっても強い)のバレーボールや野球クラブはどこの地域にもあるかしら。

 

時間もないし、常に圧迫されていて、

気持ちの切り替えがどうしたってなかなかできないと、

何に対しても当然いいことはないので、こういう時間をあえて作っていきたい。

 

今日は仕事について自分なりの課題で、いくぶんブレイクスルーを感じたこともありました。

 

半年足らずの間に、日本で伝統芸能を練習していて、

今度はフランスでストリートジャズを踊る機会があるとは(その間にkaôshiもしかけるとは)、人生って素敵だ。

バカンスの終わり la fin des vacances

5 novembre 2017

初めて体験したバカンスお終い

まず、友人の元へ逃げ、
ノルマンディーの町を見て回り、
教会を体感して始まる。

休日出勤に震え、
映画館へすり抜け、
「キングスマン」をたぶん世界で5番目くらい上位でエンジョイ。

楽しい空気をまとった帰り、同じ建物の研究者に出会う。
電話番号を渡した、なけなしの宮沢賢治一筆箋が喜ばれた。
一緒にお出かけする日を待ち焦がれて、なお労働に耐える。

シネパスを買って、フランスのコメディ映画もみた。
Le Sens de la fête

雨の土曜は、ひさびさの読書向き
日本にいるときは追ってなかった「文學界」
大好き田中慎弥の新連載は、くどさが前面に。それでも読み進めたくなる。
水村美苗さんの、翻訳を巡るインタビューは価値あり。日本国文学の状況についても
かじりがいのある話題がたっぷり

毎月初めの日曜は、美術館が無料
でも絵をみるより、お喋りに夢中だった。
これまでのこと、これからのこと

紙で持ってきた数少ない和書:

てくり別冊「光原社 北の美意識」は当面彼女の手元に。

 

総合して、濃厚なバカンスでした。

生活全体を、自分の向きへ整えていく。

つーてもこれまですでに風水?に頼るしかなくて、
めちゃめちゃ疲れててもトイレ掃除だけは!とか妙なこだわりをほそぼそ続けていた。
トイレの神さま~

みなさんもよい夢を、明日への勇気を
おやすみなさい。

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